全国展開する大手小売チェーンの売り場を歩くと、価格帯のグラデーションがはっきりと見えてくる。全国に広大な店舗網を持つイオングループの大型店舗では、標準的なパックが1パックあたり98円〜128円(税抜)前後で店頭に並び、特売イベント時には88円という最安値レベルの数字が踊ることもある。地方の食品スーパーやディスカウントストアを調査しても、概ね100円前後が底値の目安だ。
国内シェアの大部分を握る株式会社村上農園をはじめとする大手生産者の安定供給体制が、天候不順に左右されにくい室内の水耕栽培によって確立されているからこそ、この手頃なプライスゾーンが維持されている。単なる安さだけを追い求めるなら特売日のメガスーパーが一目瞭然の選択肢となるが、パックごとの容量や鮮度の差も見逃せないポイントだ。