明星大学野球部でプレーすることを志す球児にとって、最初の関門となるのが入試形態と入部の選考フローです。同部への加入ルートは、主にスポーツ推薦(総合型選抜・アスリート選抜等)と、一般入試等による一般入学からの入部に分かれます。
高校3年生の夏から初秋にかけて実施される「セレクション(練習会)」は、実技レベルを見極める重要な場となります。ここでは50メートル走のタイムや遠投といった基礎体力だけでなく、シートバッティングでの対応力、守備時の足の運び、そして何より「周囲への気配りや声掛けなどの人間性」が厳格にチェックされます。
セレクションを通過して内定を得た選手は、推薦入試を経て入学手続きを進めるのが王道のルートです。しかし、明星大学野球部が他の伝統校と大きく異なる点は、一般入試や共通テスト利用入試で合格した一般学生に対しても門戸を完全に閉ざしていない点にあります。
一般入学の部員であっても、入部時の体力測定や合同練習で首脳陣の目に留まれば、推薦組と何ら区別されることなく公式戦メンバーに登録されます。実際に一般入試からレギュラーを掴み取り、首都大学リーグのベストナインに選出された選手も過去に複数存在しており、完全な実力主義が貫かれている点が部員全体のモチベーションを高めています。