Q1:指の第一関節を押すと痛いのですが、放っておくと必ず曲がってしまいますか?
A1:すべての人が重度変形に至るわけではありませんが、急性炎症期に負荷をかけ続けると軟骨摩耗が加速し、骨棘が形成されて関節が屈曲・回旋変形する確率は高まります。痛む時期にいかに局所の安静を保ち、炎症を沈静化させるかが将来の指の形態を左右します。
Q2:近くに手外科専門医がいません。一般の整形外科クリニックでも大丈夫ですか?
A2:受診可能です。まずは近隣の整形外科でレントゲン撮影を受け、骨の破壊やリウマチの兆候がないか鑑別してもらってください。その上で、保存療法で痛みが改善しない場合やエコー検査を希望する場合は、日本手外科学会の公式サイト等から専門医のいる高次医療機関への紹介状を依頼するのが確実です。
Q3:市販のエクオールサプリメントは、変形してしまった関節を元に戻せますか?
A3:変形してしまった骨そのものを元の形状へ復元させる効果はありません。しかし、エストロゲン枯渇による滑膜の慢性炎症を抑え、現在進行形の痛みを緩和させたり、まだ変形していない他の指への発症・進行を食い止める「進行予防」の観点では極めて高い臨床的意義を持ちます。
Q4:仕事でパソコンや水仕事を使わざるを得ません。テーピングを常時巻いてもいいですか?
A4:日中の作業時に保護目的で巻くことは非常に有効です。ただし、24時間貼りっぱなしにすると皮膚がかぶれ、関節が拘縮(固まる)する原因になります。作業終了後や就寝時は外し、蒸しタオル等で温めて優しい可動域マッサージを行うなど、オンとオフを明確に切り替えてください。