写真2L判の正確なサイズは何ミリ?L判比較と失敗防ぐ印刷術を解剖とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
デジタルカメラやスマートフォンで撮影したデータをプリントする際、知っておくべき指標が「アスペクト比率」と「必要画素数」です。2L判の印刷アスペクト比率は約1:1.402(およそ5:7)となっており、一般的な一眼レフ(3:2=1:1.5)やiPhoneなどのスマートフォン(4:3=1:1.333)の比率とはわずかに一致しません。
家庭用プリンターや店頭機でクリアに印刷するための基準値、および代表的な写真規格の数値を下表にまとめました。
写真規格寸法(ミリ / センチ)アスペクト比率推奨解像度(300dpi / 350dpi)用途と特徴L判89×127 mm
(8.9×12.7 cm)1 : 1.4271051×1500 px(約150万画素)
1226×1750 px(約210万画素)スナップ写真、一般的なフォトアルバム整理の標準規格KG判(ハガキ)102×152 mm
(10.2×15.2 cm)1 : 1.490
(ほぼ3:2)1205×1795 px(約220万画素)
1406×2094 px(約290万画素)ポストカード印刷、一眼レフ写真の無駄のない出力2L判127×178 mm
(12.7×17.8 cm)1 : 1.402
(約5:7)1500×2102 px(約315万画素)
1750×2453 px(約430万画素)集合写真、スタジオ記念写真、デスク用額装展示六切(むつぎり)203×254 mm
(20.3×25.4 cm)1 : 1.251
(4:5)2398×3000 px(約720万画素)
2798×3500 px(約980万画素)七五三、成人式、婚礼台紙写真の王道フォーマットA4サイズ210×297 mm
(21.0×29.7 cm)1 : 1.414
(白銀比)2480×3508 px(約870万画素)
2894×4093 px(約1180万画素)個展用展示、ポスター、大判プリントの鑑賞用
印刷業界の基準として、肉眼で網点やドットの荒れを感じさせない写真画質を担保するには300dpi(dot per inch)以上、写真ラボ基準の銀塩プリントでは350dpi相当の解像度が求められます。2L判の必要画素数は、300dpi設定で約315万画素(1500×2102px)、350dpi設定で約430万画素(1750×2453px)です。現代のスマートフォンカメラはメインレンズで1200万〜4800万画素を備えているため、解像度不足で粗くなる心配は基本的にありません。ただし、SNSから保存した圧縮画像やトリミングを過度に行った画像では、この数値を下回るケースがあるため注意が必要です。