耳たぶのリンパの腫れやしこりの原因は?痛みの有無と受診科の目安

耳たぶのリンパの腫れやしこりの原因は?痛みの有無と受診科の目安

耳たぶのリンパの腫れやしこりの原因は?痛みの有無と受診科の目安に関する質問を徹底的にまとめました。最新データをご覧ください。

Q1:耳の裏のリンパの腫れは冷やしたほうがいいですか?温めたほうがいいですか?
A1:触って熱感があり、ズキズキと激しく痛む急性期であれば、清潔な冷水タオルなどで軽く冷やすことで痛みが一時的に和らぎます。ただし、氷嚢などで過度に冷やしすぎると血流が悪化して組織の修復を遅らせることがあります。また、患部を温めると血管が拡張して炎症と痛みが一気に増悪するため、長風呂や飲酒、患部を温める行為は厳禁です。

Q2:耳たぶの中にできたコリコリは自分で潰して膿を出しても大丈夫ですか?
A2:絶対に自力で潰してはいけません。針を刺したり強く押し潰したりすると、病原菌が皮下深部に入り込んで重度の蜂窩織炎を起こすだけでなく、粉瘤の場合は袋が皮下で破裂して広範囲に癒着し、将来的に大きな手術痕が残る原因になります。膿が溜まっている場合は、医療機関で局所麻酔下での適切な切開排膿処置を受ける必要があります。

Q3:耳たぶのしこりが悪性腫瘍(がん)である確率はどのくらいありますか?
A3:耳たぶや耳の裏にできるしこりの圧倒的多数(9割以上)は、粉瘤や反応性リンパ節炎、毛嚢炎などの良性疾患です。唾液腺(耳下腺)腫瘍に限っても良性が約8割を占めます。ただし、「50代以上」「無痛性で石のように硬く動かない」「数ヶ月単位で増大している」「顔面神経麻痺を伴う」といった条件が重なる場合は悪性腫瘍のリスクが跳ね上がるため、自己判断せず頭頸部外科を標榜する耳鼻咽喉科で精密検査を行ってください。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。