「ドラゴンころし」を巡っては、ネット上でいくつかの誤認が長年囁かれています。ここでは代表的な誤解の真偽を検証します。
誤解1:最初から使徒に対抗するための「魔法の武器」だった?
これは完全な誤りです。ゴドーが打った時点では、特殊な魔力は一切宿っていませんでした。単なる重い鉄の塊に過ぎなかった剣が、霊的・魔的な存在に傷を負わせる「幽界(かくりよ)に触れる武器」へと変貌したのは、「数え切れないほどの使徒や悪霊の血肉を浴び続けた結果」です。ガッツの過酷な戦闘の歴史そのものが、鉄塊に呪力と霊的な格を与えたという点に、この武器の真の凄みがあります。
誤解2:ガッツは黄金時代からこの剣を使っていた?
テレビアニメのダイジェスト等で混同されがちですが、黄金時代(鷹の団時代)のガッツが愛用していたのは、長身の両手剣ではあるものの、一般的な刃幅を持った実用的な大剣です。ドラゴンころしを手にするのは、蝕の惨劇を生き延びた直後(第14巻)からであり、彼の精神が「怒りと復讐」に完全に塗り替えられた証として描かれています。