「通称マトリ」と呼ばれる厚生労働省麻薬取締部、そして警視庁組織犯罪対策課。この二大捜査機関が、極秘裏にマークを進める「ターゲットリスト」の存在が噂されている。かつてのような単独犯の摘発にとどまらず、売人グループから波及した人脈を徹底的に洗う手法だ。
捜査関係者の証言によれば、リストには地上波ドラマで好感度を集める主役級俳優から、世界配信の映画に出演する実力派まで複数の名が連なる。確実な証拠を掴むため、行動確認や内偵捜査は24時間態勢で継続中だ。一過性の芸能スクープではなく、刑事事件としての立件に向けたカウントダウンは既に始まっている。