現地を訪れる利用者の動機や体験談を検証すると、手軽なレジャー感と自然の過酷さが入り混じったリアルな実情が浮かび上がってきます。
子連れファミリーのコミュニティやSNS上では、「小さな子どもがカニやトビハゼを見つけて大興奮していた」「都内で泥まみれになって生き物と触れ合える貴重な場所」という絶賛の声が多数派を占めます。一方で、失敗談として頻出するのが「足元のぬかるみ」と「強風」です。
西なぎさの砂浜は一般的な白砂のビーチとは異なり、粘土質の干潟が混在しています。裸足で歩くと貝殻の破片で足を切る危険性があるほか、ビーチサンダルは干潟の泥に吸い取られて鼻緒が抜けてしまう事故が多発しています。現場を熟知するベテラン利用者は、足首を固定できるマリンシューズや濡れてもよい長靴の持参を強く推奨しています。
また、海風を遮る遮蔽物が一切ないため、突風によって簡易テントが飛ばされるトラブルが日常茶飯事です。周囲の利用者に怪我を負わせる危険もあるため、ワンタッチシェードを持参する際は、砂袋タイプのウェイトを四隅に配置する自衛策が欠かせません。