保護団体がシーズーの子犬に対して設定する譲渡条件は、成犬の条件と比べても格段に厳格です。子犬は数時間おきの給餌や排泄の世話、温度管理が必要であり、心身の発達において最も重要な社会化期を過ごすためです。
多くの団体が提示する基本要件には、以下の項目が並びます。
・留守番時間の短さ(生後半年未満なら2〜3時間以内、1歳未満でも4時間以下を推奨)
・同居者全員の明確な同意とアレルギーの有無の事前確認
・ペット可物件であることの証明書類提出(規約のコピーや賃貸契約書の確認)
・経済的基盤の証明(年収証明や職業の確認を伴う場合あり)
・終生飼育の誓約および万が一の際の後見人(預かり先)の確保
特に近年は、在宅勤務体制の変更による「出社回帰」を見据え、単に「現在リモートワークだから」という理由だけでは長時間不在のリスクありと判断されるケースが増加しました。保護団体側は「二度と手放させない」という強い責任感から、極めて慎重に環境を精査しています。