Q1:高音域の運指表を見ても複数パターンが載っていて、どれを使えばいいか分かりません。
A1:まずは最も基本的な「スタンダード運指」でチューナーを吹き、音程と音色を確認してください。音程が極端にぶら下がる場合や、前後の指運びが困難なフレーズに直面した段階で、補助キイを追加する「音程補正運指」や「トリル用替え指」へと選択肢を広げるのが最も無駄のない順序です。
Q2:楽器メーカー(ヤマハ、ビュッフェ・クランポンなど)によって運指表は異なりますか?
A2:現在日本で広く普及しているベーム式(フランス式)クラリネットであれば、ヤマハでもクランポンでも基本的な運指体系は完全に共通しています。ただし、最上位機種に搭載されている「低音補正キイ(低音Fコレクションキイ等)」の有無によって、最低音域の特殊な替え指のバリエーションに一部違いが生じる場合があります。
Q3:指が小さくて右手のトーンホールがしっかり塞がりません。どうすれば改善しますか?
A3:指の腹の肉が最も厚い部分でリングの中央を感じるように配置し、右手親指のサムレストの位置をアジャスタブルキイ等で調整してください。指先をピンと伸ばすのではなく、卵を軽く握るような緩やかなカーブを持たせることで、手の小さい方でも隙間を作らずに塞ぐことが可能です。