英語学習者の間でよく見られる誤解を、ここで明確に正しておきたい。
誤解①:「いいね」は「Good」の一択
繰り返しになるが、「Good」は基本的に肯定を示すが、感情の熱量が低い。研究者や言語学者は「Good」を「Adequate(十分)」に近い中間的評価として位置づける。称賛の意図で使うなら、少なくとも「Really good」「Very good」と強調するか、「Great」「Excellent」に言い換えるほうが正確に伝わる。
誤解②:「Kawaii」「Sugoi」が英語でも通じる
2026年現在、日本のポップカルチャーの影響でアニメ・ゲームコミュニティでは「Kawaii(かわいい)」「Sugoi(すごい)」がそのまま英語として認知されつつある。ただしこれはあくまでサブカルチャー特有の語彙であり、一般的な英語会話での「いいね」として機能するわけではない点には注意が必要だ。
誤解③:「Cool」は若者しか使わない
「Cool」は40〜50代の英語ネイティブでも日常的に使う。1950年代のジャズシーンに起源を持つ「Cool」は、70年以上にわたって現役の表現として生き続けている。DMM英会話のネイティブ講師も「Cool」を「どんなシーンでも使える表現の一つ」として推薦している。世代を問わない安全な「いいね」表現として積極的に活用して良い。
誤解④:「That's good」と「That sounds good」の混同
「That's good」は「それは良い(評価)」、「That sounds good」は「それは良さそうだね(判断・賛同)」という微妙な違いがある。前者は既に起きたことや見えているものへの評価、後者は提案や計画への同意に使われる。会話の流れを止めずに相手の提案に同意したい時は「Sounds good!」が最も自然で汎用性が高い。