今回、編集部は2026年最新の仕掛けを取材した。看板として君臨し続けるランチプレートは、今期さらなる進化を遂げている。目にも鮮やかな彩り、立ち上るハーブの息吹。ワンプレートの上に広がる小宇宙は、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい。
特に圧巻なのが、本場ハノイのレシピを昇華させた特製フォーと生春巻きのセットだ。スープを一口すする。牛骨と香味野菜をじっくり煮込んだ滋味深い出汁に、柑橘の爽快な酸味が重なり合う。自家製チリソースのピリッとした刺激が追随し、舌の上で幾重ものグラデーションを描く。ランチタイムはオープンと同時に満席となるため、事前予約なしでの訪問は極めて難関。旅の計画段階で席を押さえておくのが鉄則だ。