経過日数だけを頼りに外すのは危険です。体質や日々の生活環境によって皮膚の再生速度には大きな個人差があるため、ピアスホールの完成サインを客観的に見分けることが失敗を防ぐ絶対条件となります。鏡の前で以下の4項目を慎重にチェックしてください。
第1の基準は「刺激や痛みの完全な消失」です。ファーストピアスのヘッドを指先で前後に軽く動かしたり、服の脱ぎ着で軽く触れたりした際に、チクッとした鋭い痛みや鈍痛が一切ない状態が前提となります。
第2の基準は「分泌物(滲出液・膿)および出血の停止」です。ティッシュでピアスの周囲を軽く押さえたときに、黄色っぽい組織液や血液が付着しないことを確認します。乾いたカサブタがポストにこびりついている間は、まだ内部で組織修復が行われている証拠です。
第3の基準は「ホールの開口部が内側に巻き込んでいる状態」です。完成したピアスホールは、皮膚表面と穴の内側の境界が滑らかになり、すり鉢状またはクレーター状にキュッと内側に引き込まれた綺麗な円形を描きます。赤く生々しい肉が見えている場合は未完成です。
第4の基準は「ポスト(軸)のスムーズな可動性」です。入浴中などで皮膚が清潔かつ湿潤している状態で、ピアスを前後にスライドさせた際、皮膚がポストに引っ張られず、トンネルの中を抵抗なくツルツルと動く感触があれば、内部の上皮化が完了しているサインと判断できます。