インフルエンザ感染中または回復期に目の充血が続く場合、どちらの科を受診すべきか迷う読者も多いはずです。明確な振り分け基準は「現在の全身状態」と「目の局所症状の強さ」にあります。
現在まだ高熱があり、インフルエンザの療養期間中(発症後5日以内かつ解熱後2〜3日以内)であれば、まずは発熱外来や内科・小児科のかかりつけ医に電話で相談してください。二次感染を防ぐための抗菌点眼薬を内科側で処方してもらえるケースが多く、感染拡大を防ぐ観点からも無断で眼科へ直接足を運ぶのは避ける必要があります。
一方で、熱は完全に下がったにもかかわらず「充血が悪化している」「視界が白っぽく濁る」「目の痛みが激しい」という場合は、事前に電話でインフルエンザ罹患後であることを伝えた上で眼科を受診してください。角膜の顕微鏡検査や適切な抗炎症点眼薬の処方を受けることが、視機能への後遺症を防ぐ確実なルートとなります。