ネット上の掲示板やSNSでは、「機種変更したらヤマダ電機のポイントが0になって消えた」という悲痛な書き込みが散見されます。しかし、ITジャーナリストや家電流通アナリストの見解によると、ポイントがアプリ移行そのものによって自然消滅することはシステム構造上あり得ません。
ヤマダ電機の会員情報やポイント残高は、スマートフォン端末の内部メモリではなく、ヤマダデンキのクラウドサーバー側で一元管理されています。ではなぜ「ポイントが消えた」と錯覚する利用者が後を絶たないのでしょうか。その背景には、機種変更時にユーザーが陥りがちな2つの典型的な操作ミスが存在します。
1つ目は、新しい端末でアプリを立ち上げた際、「ログイン(会員の方)」ではなく誤って「新規会員登録」を選択してしまうケースです。これにより、ポイントがゼロの新しい会員番号が即座に発行され、従来のデータが見えなくなってしまいます。2つ目は、長期間ログインや買い物をしていなかったことによるポイントの有効期限切れです。ヤマダポイントの有効期限は最終ご利用日(ポイント加算または減算日)から1年間と定められており、機種変更のタイミングと有効期限切れが偶然重なった結果、消失したと誤認する事例が報告されています。