ポッキーのコマーシャル史を振り返ると、日本のエンタメ界におけるタレントキャスティングの進化が如実に浮かび上がります。1970年代から1980年代初頭にかけては、松田聖子や岡田有希子といった昭和を代表するトップアイドルが爽やかな青春の象徴として登場しました。その後、1980年代後半から1990年代には「ポッキー四姉妹物語」(清水美砂、牧瀬里穂、中江有里、今村雅美)など、ストーリー仕立ての連続ドラマCMが大きな話題を呼びました。
2000年代に入ると、現在も語り継がれる「元気で弾けるハツラツ系ダンス」のフォーマットが確立されます。特に新垣結衣、石原さとみ、そして後に起用された有村架純らは、ポッキーのCMを通じてティーン層だけでなく全世代からの圧倒的な好感度を獲得し、本格的な国民的女優への階段を一気に駆け上がりました。