耳が湿ってるのは病気?体質とワキガの関係や危険な耳だれのサイン

耳が湿ってるのは病気?体質とワキガの関係や危険な耳だれのサイン

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「耳のかゆみが気になって毎日のように綿棒でこすっている」「耳かきで奥まで強く掻いてしまう」という習慣がある人は厳重な警戒が必要です。耳が湿ってくるトラブルの現場で最も多く見られるのが、耳掃除のやりすぎによる外耳炎です。

外耳道の皮膚は非常に薄く、わずか0.1ミリ程度のデリケートな粘膜で覆われています。過度な刺激で皮膚に微細な傷がつくと、そこから黄色ブドウ球菌や真菌(カビ)などの細菌が侵入して感染を起こします。その結果、傷口からにじみ出た浸出液(黄色や透明の汁)が耳の中に溜まり、「耳掃除のあとに耳が濡れる」「耳だれが止まらない」という悪循環に陥るのです。

外耳炎が悪化すると、以下のような症状が連鎖的に現れます。

  • 耳の穴の周辺を触ったり引っ張ったりすると強い痛みがある
  • 激しいかゆみがあり、綿棒を差し込むとじゅくじゅくした液体が付着する
  • 耳だれが乾燥して耳の穴をふさぎ、耳の詰まり感(耳閉感)や難聴を招く
  • 分泌物が酸化し、耳の中から生臭い悪臭が漂う

汁が出ている状態でさらに綿棒を入れると、傷口を押し広げて炎症を慢性化させてしまいます。「湿っているから拭き取る」のではなく、「分泌物が出ている間は絶対に触らない」ことが鉄則です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。