Q1:12月の寒ブリは「天然物」と「養殖物」でどちらを選ぶべきですか?
A1:用途によって明確に分かれます。脂の絶対的な量と均一な柔らかさを求めるなら、近年の高度な配合飼料で育てられたブランド養殖ブリ(脂質35%超)が適しています。一方、身の締まり、噛みしめるほどに広がる赤身特有の酸味と天然魚ならではのキレのある後味を楽しみたい場合は、日本海を回遊してきた10kg以上の天然寒ブリが圧倒的に優れています。刺身なら天然、照り焼きやブリ大根なら養殖も好適です。
Q2:12月のヒラメとカレイはどう見分ければいいですか?味の違いは?
A2:魚の腹を手前に置いたとき、頭が左側に来るのがヒラメ(左ヒラメ)、右側に来るのがカレイ(右カレイ)です。味わいの面では、12月のヒラメは引き締まった筋肉と適度な脂が調和し、主に刺身や薄造りとして生食で真価を発揮します。カレイ(マコガレイやマガレイ等)は身が柔らかく水分が多いため、煮付けや唐揚げに向いています。
Q3:購入した冬魚の刺身に寄生虫(アニサキス)が心配です。家庭での安全な対策は?
A3:天然のタラやブリ、サバなどの内臓周辺にはアニサキスが存在する可能性があります。家庭での確実な予防法は、「内臓を速やかに除去すること」「目視で身を丁寧に確認すること」「マイナス20度以下で24時間以上冷凍すること」、または「加熱調理(70度以上、または60度で1分以上)」です。生食する場合は、柵取りされた信頼できる刺身用ブロックを選び、薄く引いて目視確認しながら調理してください。