『モヤさま』の現場は、台本があってないようなものだ。湧き水が出れば飲むことを強要され、怪しい100円自販機があればボタンを押させられる。さまぁ〜ずの二人は、新アシスタントが困惑する表情や、ふとした瞬間に漏らす本音を決して見逃さない。
特に大竹の細かい観察眼と、三村の鋭い親父ギャグ攻撃に対し、真顔でいなすのか、あるいは全力で乗っかって自爆するのか。そのファーストリアクションこそが、今後の番組での立ち位置を決定づける。気取ったアナウンサー然とした振る舞いは一瞬で見抜かれ、メッキが剥がされる過酷な現場だからこそ、裸の心でぶつかれる素直さが求められるのだ。