青葉城西メンバーの現在は?及川徹の進路と岩泉との絆を徹底解剖

青葉城西メンバーの現在は?及川徹の進路と岩泉との絆を徹底解剖

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高校時代、宮城県内トップクラスのセッターでありながら、牛島若利擁する白鳥沢学園高校の前に阻まれ、一度も全国大会の土を踏むことができなかった及川徹。その彼がどのような軌跡を辿り、地球の裏側であるアルゼンチン代表の正セッターとしてオリンピックの舞台に立つに至ったのかは、連載当時から現在まで最大の関心を集めるテーマです。

及川徹 現在の姿を語る上で欠かせないのが、彼自身の確固たる信念と、恩師ホセ・ブランコ監督との出会いです。高校時代に名門・白鳥沢からの推薦を蹴り、「ウシワカ(牛島)を倒して全国へ行く」というプライドを貫いた及川は、中学時代にブランコ監督から授かった「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」という言葉を生涯の指針として胸に刻み続けていました。

日本のVリーグや実業団という敷かれたレールを選ばず、高校卒業と同時に単身アルゼンチンへ渡った背景には、以下の論理的かつ情熱的な動機が存在します。

  • 師父ホセ・ブランコの母国での挑戦:自身のバレー観を根底から肯定してくれた名将のルーツであるアルゼンチンの育成環境とプレースタイルに身を投じる決断。
  • 世界基準のフィジカルと戦術の体得:南米特有の多彩なトスワークと高い身体能力のぶつかり合いの中で、自身の「トータルディフェンス&セットアップ力」を世界規格に引き上げる目的。
  • 帰化という覚悟の選択:単なる海外武者修行にとどまらず、アルゼンチン国籍を取得(帰化)。世界のトッププレイヤーたちと対等に渡り合い、幼馴染の岩泉やかつての後輩・影山が待つ五輪の舞台に「対戦相手」として堂々と立つための冷徹なまでの執念。

及川徹 アルゼンチン代表 理由として多くのファンが納得するのは、彼が決して「日本代表から逃げた」のではなく、「自分の選んだ道を自らの力で正解にする」という彼の哲学そのものだったからです。2021年の東京五輪のコートで、日本代表の影山や牛島、日向と相対した及川の不敵な笑顔は、長年彼を見守り続けたファンにとって鳥肌が立つほど鮮烈な名場面となりました。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。