2026年、欧米のイベント・フェスティバル業界において、女性用トイレの混雑緩和は最も重要な議題の一つとなっている。イギリスの「グラストンベリー・フェスティバル」やデンマークの「ロスキレ・フェスティバル」など、数万人規模が集まる現場では、従来の仮設トイレに行列を作る光景が劇的に変わり始めた。この変化を象徴するのが、デンマーク発のスタートアップが手がけた「Lapee」に代表される革新的な設備だ。
建築家でありデザイナーのジーナ・ペリエ氏らが立ち上げたこの取り組みは、英国のBBC Newsをはじめとする大手メディアでも大々的に報じられ、世界的な注目を集めた。YouTube上で公開された現地レポート動画やドキュメンタリー映像は数百万回再生を記録し、「女性のトイレ待ち時間を最大80%削減できる」という事実が拡散。音楽フェスだけでなく、マラソン大会や都市型イベントへと導入の波が急速に広がっている。