かつて芸能界において、GACKTは徹底して「本名非公開」「生年非公開」のミステリアスなスタンスを貫いていました。しかし、2017年12月、自身の公式ブログおよびプレスリリースを通じて「大城ガクト」という実名を自ら公にしました。
この決断の引き金となったのは、ブロックチェーンプロジェクト「SPINDLE」へのコアメンバーとしての参画です。当時、GACKTは公式発信の中で次のように綴っています。
「これまではひとりの表現者・アーティストとして本名を伏せて活動してきたが、事業者として事業を推進する以上、実名を伏せて隠れ蓑にするわけにはいかない。責任の所在を明確にするために本名で表に立つ」
インターネット黎明期には卒業アルバムの写真流出によって「岡部学」という名前がネット掲示板などで拡散された経緯もありましたが、2017年の実名公開は、「他人に暴かれた名前」ではなく「自らの責任において名乗った名前」という決定的な違いがあります。この潔い姿勢は、当時多くの経済メディアやファンの間で大きな話題を呼びました。