Q1:スーパーで買ってきた刺身用の茹でダコが固い場合、火を使わずに柔らかくする方法はありますか?
A1:火を使わずに柔らかくしたい場合、最も効果的なのは「切り方」の工夫と「マリネ」です。包丁を斜めに寝かせて薄くそぎ切りにし、さらに細かく格子状の切れ目(鹿の子の隠し包丁)を入れます。その後、オリーブオイルやレモン汁、炭酸水などを合わせたマリネ液に15分ほど漬け込むと、油分が水分の蒸発を防ぎ、酸の働きで口当たりがしなやかになります。
Q2:タコを煮ると、どうしても赤い皮が剥がれてみすぼらしくなってしまいます。防ぐ方法は?
A2:皮が剥がれる主な原因は「強火による煮汁の対流」と「急激な温度変化」です。煮汁を沸騰させず、ポコポコと小さな気泡がわずかに出る程度の最弱火を維持し、落とし蓋(クッキングシートやアルミホイル)をして身が鍋の中で踊らないように固定してください。また、煮汁に番茶を加えるとお茶のタンニンが皮を引き締め、剥がれ防止に絶大な効果を発揮します。
Q3:梅干しを一緒に煮るとタコが柔らかくなると聞きましたが、本当ですか?
A3:事実です。梅干しに含まれる高濃度のクエン酸が煮汁を酸性に傾け、酢と同様にコラーゲンの分解とゼラチン化を促進します。さらに、梅干し特有の上品な風味がタコの生臭さをマスキングし、後味をさっぱりと引き締めてくれるため、和食の煮物において非常に優れた理にかなった調味料として機能します。