浮御堂が「琵琶湖屈指の絶景寺院」と呼ばれる所以は、水面と建築が織りなす計算し尽くされた空間美にあります。境内で特に押さえておくべき撮影スポットと見どころは以下の3点です。
第一に、「境内の松越しに望む浮御堂の全景」です。手入れの行き届いた見事な老松と、白壁の塀、そして青い湖上に伸びる橋と朱塗りの堂が重なり合う構図は、まさに日本画の世界をそのまま切り取ったような調和を見せます。午前中は順光となり、湖水と青空のコントラストが際立ちます。
第二に、「浮御堂の回廊から見晴らす琵琶湖大橋と対岸の山並み」です。堂の回廊に一歩出ると視界が一気に開け、北側には優美なアーチを描く琵琶湖大橋、東側には「近江富士」と称される三上山、西側には雄大な比良山系が広がります。琵琶湖を吹き抜ける心地よい風を感じながら、水辺特有の開放感を体感できます。
第三に、参拝の記念として拝受したい「御朱印」です。満月寺の本尊である「聖観世音菩薩」や「浮御堂」の揮毫がなされた力強い墨書は、旅の記憶を鮮やかに残してくれます。受付ではオリジナルデザインの御朱印帳も頒布されており、浮御堂と湖水が美しく織り込まれた意匠は参拝者から高い支持を集めています。