D21を語る上で欠かせないのが、北米日産で販売されていた通称D21ハードボディ(Hardbody)の存在です。二重構造のタフな荷台パネルに由来するこのネーミングは、タフなUSピックアップの代名詞として今も語り継がれています。
国内仕様をベースに北米純正の4WDフェンダーやフロントグリル、コーナーレンズ、大型リアステップバンパーを移植するダットサントラックD21US仕様へのコンバージョンは、王道中の王道スタイルです。リヤゲートに誇らしげに入れられた「NISSAN」のボールドロゴデカールは、USカルチャーフリークにとってのアイデンティティとなっています。
カスタムの手法も多彩を極めます。車高を極限まで落としビレットホイールやファントムグリルを合わせるD21ダットサントラックローダウン(ミニトラックスタイル)は、90年代ストリートの空気を色濃く残す定番アプローチです。対照的に、ブロックタイヤとリフトアップキットで武骨に車高を上げ、オフロードやデザートレーサーの雰囲気を醸し出すD21ダットサントラックリフトアップも近年非常に高い評価を得ています。自分だけの一台を作り上げるD21ダットサントラックカスタムの奥深さこそが、今なおファンを熱狂させる最大の原動力です。