事態が大きく動いたのは、今期最大の話題作と称された同名映画の公開だった。映画『沈める街』主題歌プロジェクトの一環として書き下ろされたこの作品は、劇中のクライマックスシーンと強烈に共振する。映像との相乗効果により、作品の深度は一気に増した。
熱狂は瞬く間に海を越えた。全世界に向けて作品の配信を開始したNetflixを通じて鑑賞した海外のアニメ・映画ファンが、一斉に音楽のオリジナリティに着目。レーベルであるソニー・ミュージックエンタテインメントのグローバル戦略も功を奏し、楽曲は国境を越えて拡散していった。各言語への翻訳字幕が展開される中で、日本語特有の韻律や含みを持たせた表現への称賛が止まらない。