事件の発端となったのは、2023年11月に東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアートイベント「デザインフェスタ58」でした。出展していた焼き菓子店「Honey×Honey xoxo(ハニーハニーキス)」のブースには、カラフルでボリュームのあるマフィンが並び、多くの来場者が購入しました。
しかしイベント終了直後から、X(旧Twitter)上に異様な報告が相次ぎます。「開封したら納豆のような強烈な匂いがした」「割ってみたら中からネバネバした糸を引いていた」といった写真や動画が次々と投稿され、ネット上は騒然となりました。購入者の中には実際に口にしてしまい、激しい嘔吐や腹痛、下痢などの食中毒症状を訴えて医療機関を受診する人が続出する事態となったのです。