光と影の両極を経験することとなった舟津真翔ですが、そのブレイクの足跡はまさにデジタルネイティブ世代のサクセスストーリーそのものでした。高校時代からの地道な路上ライブ活動を経て、SNSを最大限に活用したセルフプロデュースで知名度を一気に引き上げました。
島根県松江市出身の彼は、島根県立松江商業高等学校に在学していた頃から音楽活動を本格化させています。地元での弾き語り動画をネット上に投稿し始めると、その歌声と親しみやすいキャラクターが徐々に評判を呼びました。高校卒業後は本格的な音楽シーンでの飛躍を目指し、自主レーベルや小規模な音楽マネジメントのサポートを受けながら楽曲制作に没頭します。
決定的な転機となったのが、代表曲『君と僕と洗濯物』のバイラルヒットです。日常の洗濯風景を通じて同棲カップルの心情を綴ったこの楽曲は、TikTokのカップル動画やVlogのBGMとして爆発的に使用されました。ストリーミング総再生回数は瞬く間に数千万回を突破し、Billboard JAPANのインディーズチャートや各種プレイリストの常連となったのです。続いてリリースされた『虹』や『Dreamer』なども着実に支持を広げ、大型フェスへの出演やタイアップの獲得が期待されていた矢先の失脚でした。