SNSや口コミサイトにおけるセルフカラオケの評判を精査すると、従来の有人店舗には戻れなくなったという熱烈な支持層と、無人ゆえの不便さを指摘する声の双方が浮き彫りになっています。
現場取材や利用者の声で最も多く挙げられるのは、「対面接客がないことによる心理的解放感」です。
「フロントで『1名です』と告げる気まずさが一切ない。受付機で淡々と手続きして部屋に入れるので、一人カラオケ(ヒトカラ)のハードルが完全に消えた」(20代・会社員男性の手記より)
「ドリンクを運んでくる店員に歌を中断される心配がない。自分の世界に100%没入できるのが最大のメリット」(30代・女性ユーザーの投稿より)
一方で、セルフ店舗ならではの課題やトラブルに対する不満も散見されます。特に多いのが、「前の利用者のマナー」と「機材トラブル発生時の初動」です。店員が毎回の退室直後に清掃に入らない店舗構造の場合、テーブルの汚れやマイクの電池残量不足に遭遇した際、内線電話や遠隔通話で本部に連絡する手間が発生します。「店員がフロアにいないため、マイクの不具合に対応してもらうまで15分ロスした」といった現場の実情も報告されています。