MOVIX堺が入居していた「堺浜えんため館」は、映画館単体ではなく複合エンターテインメント空間としてのシナジーを武器にしていました。
館内には天然温泉を楽しめる「堺浜楽天温泉 祥福」をはじめ、大型ボウリング場、ゲームセンター、飲食店街が併設されており、「昼は映画を観て、夕方に温泉に浸かり、夜は食事をして帰る」というワンストップの休日レジャー動線が完成していました。
アクセス面では、南海本線「堺駅」やOsaka Metro四つ橋線「住之江公園駅」から堺浜シーサイドステージ行きの路線バス(南海バス)が運行され、週末には無料送迎シャトルバスが運行された時期もありました。しかし、公共交通網の脆弱さは最後まで課題として残り続け、内陸部の駅前直結型SCとの集客競争において徐々に劣勢を強いられる結果となりました。