第1話前後のエピソードに登場するドラえもん初期設定は、現代の洗練されたビジュアルや性格とは大きく異なります。まず外見からして、現在の完全な球体に近いフォルムではなく、胴長でずんぐりむっくりとした体型をしており、首のくびれもほとんどありませんでした。
さらに性格面でも、保護者的な落ち着きはなく、感情の起伏が激しいドジっ子として描かれていました。のび太を助けるどころか、ひみつ道具の誤作動で自らパニックに陥ったり、近所の犬に本気で怯えて逃げ回ったりと、未完成なロボットとしての愛嬌が強調されていたのが特徴です。四次元ポケットから出す道具も、当初は魔法のような万能アイテムというよりは、少し抜けたコミカルなガジェットが中心でした。