なぜ事実無根の噂がこれほど長く読者の関心を引き続けてしまうのか。国内の大手知恵袋やX(旧Twitter)、韓国ドラマコミュニティに寄せられたリアルな声をリサーチすると、視聴体験の深さゆえの心理が見えてきます。
ネット上の掲示板やSNSでは、以下のような声が頻繁に投下されていました。
「久しぶりに『刑務所のルールブック』を一気見して検索したら、サジェストに『俳優 死亡』と出てきて心臓が止まりそうになった。ハニャン役のイ・ギュヒョンさんかユ大尉のチョン・ヘインくんに何かあったのかと焦ったけど、完全なデマで安心した」(30代女性・ドラマファン)
「ハニャンの最後があまりにも衝撃的すぎて、『これハニャン死んだんじゃないの?』と検索したのがきっかけ。あのシーンは鬱エンドすぎて、演じた俳優さんまで心配になってしまった」(40代女性)
「韓国の俳優さんの訃報ニュースを見るたび、刑務所のルールブックに出ていた誰かだったっけ?と記憶が混ざって検索してしまう。脇役まで個性派揃いだったから余計に気になってしまう」(20代男性)
ファンの声から浮き彫りになるのは、「登場人物への尋常ではない感情移入」です。シン・ウォンホ監督の演出は、受刑者一人ひとりの背景を徹底的に掘り下げ、視聴者に「隣人」のような親近感を抱かせます。その結果、キャラクターの悲劇的な運命や社会復帰の挫折を目撃した際、ファンは現実世界の俳優の安否にまで強い不安を投影してしまうのです。