国際的なエンターテインメントやスポーツビジネスにおいて、「1億ドル」はトップクラスの成功を証明する絶対的なベンチマークとして機能しています。
スポーツ界を見渡すと、メジャーリーグ(MLB)では総額1億ドル(約150億円)以上のメガディールを結ぶことが「真のフランチャイズプレイヤー」の証です。大谷翔平選手が結んだ10年総額7億ドルという歴史的契約をはじめ、山本由伸投手の12年総額3億2500万ドルなど、日本人トップ選手が世界のマネーゲームの中心で存在感を示しています。
また、ハリウッド映画業界では「全米興行収入1億ドル突破」が超大作(ブロックバスター映画)としてのヒットを計る登竜門です。製作費自体に1億ドル以上が投じられる作品も珍しくありません。
一般的な日本の大卒サラリーマンの平均生涯賃金が約2億円から2億5000万円とされるなか、1億ドルは生涯賃金にして約60人〜75人分に相当します。一人の人間が一生涯かけて稼ぐ金額の数十倍が、ひとつの契約や映画のヒットで動いていることになります。