宿泊客のアンケートやグルメサイトのレビューで圧倒的な熱量をもって語られるのが、夕食のあか牛ビュッフェです。熊本の大自然で育まれた褐毛和種(あか牛)は、無駄な脂肪分が少なく、赤身本来の濃厚な旨みと適度なサシが特徴。休暇村南阿蘇バイキングでは、オープンキッチンでシェフが目の前で焼き上げるあか牛のステーキや自家製ローストビーフが惜しみなく提供されます。
取材班がディナー会場の動線を観察したところ、肉料理の補充スピードは極めてスムーズで、焼き立ての香ばしい香りが漂うライブキッチン前には絶えず利用者の列ができていました。一般的なホテルビュッフェにありがちな「名物肉が冷めて硬くなる」という不満を、少人数ポーションでの頻繁な焼き上げによって見事に解消しています。
さらに特筆すべきは、南阿蘇の伝統的な食文化を凝縮した郷土料理の数々です。高森名物の田楽をはじめ、地元契約農家から届く新鮮な高原野菜、阿蘇高菜漬け、具だくさんのだご汁など、滋味あふれる皿が並びます。「ブランド牛の食べ放題」という分かりやすいフックを持ちながら、地域の食文化を深く掘り下げる構成が高評価を後押ししています。
一方、日中の利用を検討する旅行者が注意すべきなのが休暇村南阿蘇ランチ営業時間の実態です。ホテル本館のランチ営業は曜日限定や特定期間の営業、あるいは団体予約対応にシフトしている時期があり、日帰りドライブでふらりと立ち寄っても食事処がオープンしていないケースが散見されます。訪問前の営業スケジュール確認は必須です。