オープンハウスが提供する戸建て住宅の多くは、都心部の限られた土地を活用した「狭小邸宅」だ。15坪から20坪程度の変形地や狭小地を安く買い付け、そこに3階建ての木造住宅を効率よく配置する。一般的なハウスメーカーが敬遠するような土地を宝の山に変えるノウハウこそ、同社の真骨頂と言える。
一方で、実際に暮らすオーナーからは戸惑いの声も聞こえる。「階段の上り下りが想像以上にハード」「隣家との距離が近すぎて音が気になる」といった指摘だ。日当たりや開放感を重視する層からは不満が出やすい構造だが、一方で「憧れの都心に、予算内で一戸建てを持てた」という喜びの声も絶えない。住まいに対する割り切りができるか否かが、評価の明暗を分けるポイントだ。