服を「科学」として捉える姿勢もユニクロの真骨頂である。冬の風物詩となったヒートテックをはじめ、エアリズムやブロックテックなど、繊維メーカーと共同開発したハイテク素材は日々の生活環境そのものを変えた。機能性のアップデートに一切の妥妥がない。
ジーユーも機能性インナーや軽量アウターなどを拡充しているが、主眼はあくまで「トレンドデザインを阻害しない扱いやすさ」におかれている。重厚な機能開発にリソースを集中投下するユニクロと、軽快な着回しとトレンド感を最優先するジーユー。目的が違えば、注力するプロダクトの方向性も自然と分かれる。