彼らが手がけた低予算のデビュー作は、単なる一監督の成功にとどまらず、ワーナー・ブラザースをはじめとするメジャー・スタジオのビジネスモデルや映画産業全体の構造すら変革した。メジャースタジオが巨額の制作費を投じるブロックバスター映画に依存していた時代に、独立系映画の持つ圧倒的な独創性と興行的可能性を実証したからだ。
独創的なアイデアと確かな演出力があれば、低予算作品であっても世界中の観客を魅了し、大きな興行収入を生み出すことができる。この流れは90年代後半から2000年代にかけてインディペンデント映画ブームを巻き起こし、スタジオ側が若い才能を積極的に引き上げる土壌を作り上げた。