事件が発生したのは2014年8月26日のことでした。大阪府河内長野市のドライブスルー店舗で「マックフライポテト」のセットを購入した女性客が、自宅で子どもと一緒に食べていたところ、ポテトの中に硬い異物を発見しました。
店舗側へ連絡した直後、店長が異物を回収して社内調査に回しました。当時の詳細な経緯は以下の通りです。
- 2014年8月26日:顧客がポテトを購入後、一口大の白い破片(計3個)を発見し店舗へ申し立て。
- 2014年秋:第三者検査機関による精密分析を実施。歯の破片であることが判明するとともに、「油で揚げられた(フライ処理された)痕跡がある」という極めて重要な分析結果が出る。
- 2014年11月:店舗側が顧客へ調査結果を報告し謝罪。
- 2015年1月:青森県三沢市でのチキンマックナゲットへのビニール片混入を契機に、過去の異物混入トラブルが相次いで報道され、本件も公の知るところとなり大々的に報道される。
分析によって「歯にフライ処理が施されていた」と判明したことは、混入タイミングを特定する上で決定的な要素となりました。店舗で揚げる前の冷凍ポテト(米国の加工工場)段階か、あるいは日本の店舗でフライヤー調理する過程のいずれかで混入した可能性が極めて高いことを科学的に示していたためです。