松たか子がギタリストの佐橋佳幸と婚姻届を提出したのは、2007年12月28日のことでした。当時、松たか子は30歳、佐橋佳幸は46歳。16歳の年齢差があること、さらに佐橋に離婚歴があったことから、ワイドショーや女性週刊誌はこぞって「電撃年の差婚」としてセンセーショナルに報じました。
二人の出会いと馴れ初めは、結婚から約6年前に遡る2001年春のことです。当時、歌手としても精力的に活動していた松たか子の全国ツアー「松たか子 concert tour vol.1 "a piece of life"」において、佐橋佳幸が音楽監督およびギタリストとして参加したことが最初の接点でした。現場に立ち会ったレコード会社関係者は、当時の様子を次のように振り返ります。
「松さんは歌舞伎の家に生まれ、幼少期から本物の芸事に囲まれて育ちました。だからこそ、小手先のテクニックではなく、音に対して一切の妥協を許さない佐橋さんの職人気質に深い感銘を受けたようです。佐橋さんもまた、松さんの圧倒的なピッチの良さと表現力、そして何より飾らない人柄に惹かれていきました」
音楽を通じた濃密なセッションを重ねる中で、二人の信頼関係は徐々に恋愛感情へと昇華しました。2004年には写真週刊誌によって交際がスクープされ、一時は破局報道も飛び交ったものの、静かに愛を育み続け、出会いから約6年の歳月を経てゴールインを果たしました。松たか子の夫の現在の姿について、近隣住民や音楽関係者からは「変幻自在なギタープレイそのままに、家庭でも松さんを穏やかに支える良き夫であり、良き父親」という声が一貫して聞かれます。