「11月の沖縄の海はまだ泳げるのか?」という疑問に対する現場の答えは、「水着だけの海水浴はおすすめできないが、適切な装備を身につけたマリンアクティビティなら十分に楽しめる」というものです。
気象庁の観測データによると、11月の沖縄本島周辺における平均気温は約22℃、最高気温でも24〜25℃前後までしか上がりません。一方で、同時期の海水温は約24〜26℃を維持しています。つまり、「気温よりも海水温のほうが高い」という逆転現象が起きています。
海の中に浸かっている間は「意外と温かい」と感じるものの、問題は水から上がった瞬間です。11月に入ると沖縄特有の「ミーニシ(新北風)」と呼ばれる冷たく乾燥した北寄りの季節風が吹き始めます。濡れた身体にこの風が吹き付けることで、気化熱によって体温が急激に奪われ、猛烈な寒気と震えに襲われることになります。これが、ネット上で「寒すぎて無理だった」と語られる沖縄の11月の海風と寒さの真相です。