レディーミクストコンクリートとは?生コンとの違いと90分制限の真相

レディーミクストコンクリートとは?生コンとの違いと90分制限の真相

レディーミクストコンクリートとは?生コンとの違いと90分制限の真相について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。

私たちが日常会話で使う「生コンクリート(生コン)」と、公的な技術用語である「レディーミクストコンクリート(Ready-Mixed Concrete)」は、実務上どのように峻別されているのでしょうか。結論から言えば、「生コン」はまだ固まっていない状態のフレッシュコンクリート全般を指す包括的な呼び名であり、「レディーミクストコンクリート」は日本産業規格(JIS A 5308規格)に基づき、管理された製造プラントで練り混ぜられて現場へ配送される品質保証品を指します。

例えば、DIYの現場や小規模な舗装工事において、施工者が現場で砂利・砂・セメント・水をスコップや小型ミキサーで手練りしたものも、状態としては紛れもなく「生コンクリート」です。しかし、それはJIS認証を受けたレディーミクストコンクリートではありません。配合比率の計量精度、練り混ぜの均一性、強度発現の保証という観点において、両者には天と地ほどの開きがあります。

JIS A 5308規格において、レディーミクストコンクリートは主原料となるセメントと骨材および混和材、そして水の計量誤差がわずか数パーセント以内に収まるよう厳格に義務付けられています。骨材(砂や砂利)に含まれる微細な水分(表面水率)をリアルタイムで測定し、その日の天候や湿度に応じて投入する水量を1リットル単位で自動補正するコンピューター制御の設備が不可欠です。市場に流通し構造物を支えているコンクリートの99%以上は、このJIS規格に裏打ちされたレディーミクストコンクリートなのです。

森 瞳
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森 瞳

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