近藤真彦が和田敦子さんとの結婚を発表したのは、1994年6月のことでした。当時、トップアイドルとして絶大な人気を誇っていた近藤の結婚相手として大きな脚光を浴びた敦子さんは、近藤より2歳年下の一般女性です。
短大を卒業後、都内の一般企業にOLとして勤務していた敦子さんは、メディアの前に姿を見せた際、その日本人離れしたすらりとしたスタイルと凛とした美貌で世間を驚かせました。公開された写真や結婚会見の映像からも、派手な自己主張を好まない上品な佇まいと育ちの良さが滲み出ており、芸能記者の間でも「アイドル時代の奔放なマッチを包み込む、落ち着いた大人の女性」として評判を呼んだのです。
2人の馴れ初めは1990年代初頭、共通の知人であった料理研究家・井上絵美さん夫妻が主宰する食事会での出会いでした。趣味のゴルフなどを通じて自然に距離を縮め、約1年の交際期間を経てゴールイン。派手なスキャンダルに見舞われがちだった近藤にとって、地に足のついた敦子さんの存在は、まさに精神的な安定をもたらす唯一無二の安らぎでした。