Q1:ボークが宣告されたとき、打者のボールカウントや打席はどうなりますか?
A1:原則としてボークが宣告された瞬間にボールデッド(プレー中断)となるため、投球そのものが無効となり、打者のボール・ストライクカウントは変わりません。ただし、投手が反則投球を行ってそのままボールをリリースし、打者がその投球を打って安打や本塁打などを記録し、かつ全走者が1つ以上進塁した場合は、ボークは取り消されて打撃の結果がそのまま認められます。
Q2:右投手がプレートから足を外さずに一塁へ牽制するのは反則ですか?
A2:反則ではありません。軸足をプレートにつけたままでも、自由な足(左足)を一塁ベースの方向へ明確にまっすぐ踏み出して送球すれば完全にセーフ(合法)です。ただし、足をプレートにつけたまま送球せずに途中で止める「偽投」をしたり、左足を本塁方向へ踏み出しながら一塁へ投げたりした場合はボークが宣告されます。
Q3:2026年現在のピッチクロック環境下で、牽制やボークのルールはどうなっていますか?
A3:MLBから広がり日本でも導入が進むピッチクロック制度下では、1打席あたりに投手がプレートを外す行為(牽制球を含むディスエンゲージメント)の回数に上限(原則として1打席あたり2回まで)が設けられています。制限を超えて3回目の牽制を行い、走者をアウトにできなかった場合は自動的にボークが宣告されて走者に進塁が与えられるため、従来の投球動作基準に加えて新たな戦術的制約となっています。