Q1:20代や30代で「ニキビができた」と表現するのは間違いですか?
A1:全く間違いではありません。医学的には10代でも50代でも毛穴の炎症は等しく「尋常性ざ瘡(ニキビ)」です。「吹き出物」はあくまで大人の肌荒れを指す慣用表現に過ぎないため、医療機関の問診票でも堂々と「ニキビ」と記入して何ら問題ありません。
Q2:吹き出物は市販薬と皮膚科処方薬、どちらを使うべきですか?
A2:圧倒的に皮膚科処方薬を推奨します。市販薬は安全マージンが広く取られているため殺菌・抗炎症成分の濃度が抑えられているか、あるいは油分の多い基剤(軟膏等)が用いられているケースが少なくありません。一方、皮膚科では過酸化ベンゾイルやアダパレンなど、毛穴の詰まりを根本から除去する強力な処方薬が保険適用(数百円〜千円強)で手に入ります。
Q3:顎やフェイスラインに繰り返しできる吹き出物はどう防げばいいですか?
A3:Uゾーンの頻発は、インナードライによる角化異常と男性ホルモンの影響が疑われます。洗顔時に脱脂力の強すぎるクレンジングを避け、セラミドやヒアルロン酸で徹底的に保湿してください。また、過度なカフェイン摂取や睡眠不足は交感神経を高めて男性ホルモン分泌を刺激するため、生活リズムの是正と並行して皮膚科で角化抑制剤を処方してもらうのが最も効果的です。
Q4:白ニキビの段階なら自分で針や面皰圧子で潰しても大丈夫ですか?
A4:絶対に自己判断で潰してはいけません。不衛生な器具や指で圧迫すると、毛穴の壁が真皮内で破裂し、目に見えない細菌感染を広げて巨大な赤ニキビやクレーター痕の原因になります。圧出が必要な場合も、医療機関で滅菌器具を用いて行う「面皰圧出(保険適用)」に任せるべきです。