中山功太の芸人としての足跡は、天才と称された早咲きの時代から、苦節の暗黒期まで極めてドラマチックです。
1980年生まれ、大阪府出身。NSC大阪校22期生として芸人キャリアをスタートさせた中山功太は、デビュー直後から鋭利なフリップネタや毒気のある歌ネタで頭角を現しました。2005年には第26回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞し、関西のお笑い界でトップランナーの一角に躍り出ます。
そして2009年、『R-1ぐらんぷり』において「時事ネタのフリップ芸」で見事チャンピオンに君臨。その後、前述の通り東京進出での挫折と借金生活という深い谷を経験しますが、その類いまれなワードセンスと文学的な表現力は、いかなる苦境にあっても色褪せることはありませんでした。