橋本さんが芸能界に足を踏み入れた最大の動機は、きわめて現実的かつ家族思いなものでした。かつて出演したテレビ番組等でも明かされていた通り、実家の経済的事情や弟の大学学費を工面することがアイドルオーディションを受けた大きなきっかけでした。
ロケ弁で食費を浮かせながら美大に通っていた下積み時代を経て、乃木坂46の中心メンバーとして大成。やがて弟の学費の支払いに目途が立ち、実家の経済状況も落ち着いたことで、彼女の中で「アイドルとして活動する役目」が一つの区切りを迎えました。母親からの「もう無理しないで、自分の好きなことをしていいんだよ」という手紙に背中を押され、トップアイドルという地位に執着することなく、自らの意志で引退を決意したストーリーは今も伝説として語り継がれています。