Q1:内部進学の選考に落ちてしまった場合、他大学への推薦は受けられますか?
A1:指定校推薦枠が残っていれば出願できるケースもありますが、基本的には極めて困難です。指定校推薦の選考は秋口に終了していることが多く、内部進学の不可が確定する冬場には枠が埋まっています。結果として、一般選抜で他大学を受験するか、翌年の再挑戦(浪人)を選択するケースが大半を占めます。
Q2:内部進学を目指す場合でも塾や予備校に通う必要はありますか?
A2:学校のカリキュラムや本人の自己管理能力によりますが、実態として多くの生徒が「付属校専門塾」や個別指導塾を利用しています。特に慶應や早稲田などの難関付属校では、独自教材の難度が高く、定期テストの順位が学部決定に直結するため、学校の試験対策に特化した指導を受けるケースが一般的です。
Q3:早慶やMARCHの付属校で、希望学部に進学できない生徒はどうしていますか?
A3:第2志望、第3志望として配分された学部に進学するのが通例です。文系志望者が教育学部や人間科学部、あるいは文学部などの枠に収まるケースが典型的です。どうしても学びたい分野を諦めきれない一部の生徒は、内部推薦権を辞退して他大学の一般入試や編入学試験に挑みますが、極めて強い覚悟を要する道となります。
Q4:高校からの外部入学生と、中学・小学校からの内部進学生で進学基準に差はありますか?
A4:制度上の進学基準は全生徒一律であり、出身母体による差別的な基準はありません。しかし、現場のデータでは、高校受験の過酷な競争を突破して入学してきた外部生の方が、高校1〜2年次の定期テストで上位を占めやすい傾向が確認されています。内部生が人気学部を勝ち取るためには、中学までの学習習慣を見直し、高校入学直後からギアを入れ直す必要があります。