チェーンメールで殺された人は実在する?恐怖の真相と歴史を検証

チェーンメールで殺された人は実在する?恐怖の真相と歴史を検証

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「嘘だと分かっているのになぜ転送してしまうのか」。この疑問に対し、社会心理学や認知科学の観点から明確な答えが出ています。

人間には「プロスペクト理論(損失回避バイアス)」が強く働きます。「転送しても失うものは少ない(数秒の手間)が、転送せずに万が一のことが起きた場合の損失(死や不幸)は無限大である」と脳が判断してしまうため、非合理的な行動を選択してしまうのです。

さらに、当時の特番インタビューや手記において、ある元中学生は「自分が止めると、もし誰かが怪我をしたときに『お前のせいだ』と責められるのが怖かった」と証言しています。つまり、加害者になりたくないという自己防衛と周囲への同調圧力が、結果としてデマの拡散に加担させる強力な動機となっていました。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。