エアコンの効きが悪い原因と対策|故障と決めつける前の自力解決術

エアコンの効きが悪い原因と対策|故障と決めつける前の自力解決術

エアコンの効きが悪い原因と対策|故障と決めつける前の自力解決術の要点を詳しく解説してご紹介します。

ネット上の相談掲示板やSNSでは「設定温度を18度に下げても冷風が出ない」「室外機が止まったり動いたりを繰り返している」という声が目立ちます。この現象の多くは、エアコンの安全・制御機能である「サーモオフ(温度調節停止)」の誤作動や室外機の吸排気障害によって引き起こされています。

エアコンは室内機内部の温度センサーで室温を検知しています。室内機の吸い込み口付近にホコリが溜まっていたり、家具の配置によって気流がショートサーキット(吹き出した風がそのまま吸い込み口に戻る現象)を起こしていると、部屋全体が冷えていないにもかかわらず「設定温度に到達した」と機械が誤認し、コンプレッサーを停止(サーモオフ)させてしまいます。

さらに見落としがちなのが室外機の周囲環境です。真夏に直射日光が室外機に当たり続けたり、吹き出し口の前に植木鉢や荷物が置かれていると、熱を屋外に逃がせなくなります。室外機周辺が45度以上の過熱状態に達すると保護機能が働き、冷房運転が強制的にセーブされます。室外機周辺に30cm以上の開放スペースを確保し、日影を作る「すだれ」や「遮熱カバー」を設置するだけで冷風の冷たさが復活する事例は少なくありません。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。