なぜ、ひとつの家庭からこれほど多彩な怪物が生まれたのか。その秘密は、父・菅生新氏のユニークな教育方針と、風通しの良い家庭環境にある。経営コンサルタントや著述家、放送人として活動してきた父のもと、菅生家では幼少期から「自分の考えを言葉にする」習慣が徹底されていたという。
リビングには常にホームビデオが回り、兄弟でオリジナルの寸劇や歌を披露し合う日常。互いを比較して優劣をつけるのではなく、それぞれの個性を面白がる空気がそこにはあった。今でも兄弟のグループチャットでは互いの出演作や新曲の感想が飛び交い、仕事の相談事というよりも、誰よりも手厳しい批評家であり一番のファンとして支え合っている。この揺るぎないリスペクトの関係こそが、彼らの折れない表現力の源泉だ。